禁止および制限カードの更新 - 2025年6月2日

禁止カードおよび制限カードの更新が6月2日に行われました。次回の発表は6月25日です。

Grand Archiveでは、強力なカードをカテゴリに分け、禁止・制限としています。また、Mortal Ambition Draft Pack などドラフト用パックから出現するカードは一律スタンダードで使用禁止です。

6月2日更新内容
現在のカテゴリ

6月2日更新内容

Dissonant Fractal がカテゴリ3（禁止）になりました。

多くのトッププレイヤーが Dissonant Fractal のようなカードにより、迅速かつ安定的に有利なゲーム展開を築けることから、Water Fractal デッキを好んでいるのが目にされます。その結果、デッキの多様性は予想よりも低下し、他の多くの戦略がメタゲームから淘汰されました。

カードプールが拡大するにつれ、特定のカードタイプに依存するこのような戦略はより適切に抑制されると考えています。しかしながら、現時点では Dissonant Fractal はそれを使用するデッキのレベルを極限まで引き上げる重要なツールであることが証明されており、他のデッキでは到底及ばないレベルになっています。

他のカテゴリ変更と同様に Distorted Reflections リリースに伴い、現在および将来にわたってPhantasia デッキの健全性を監視し続けます。

加えて、これまでカテゴリに属していなかったカードをいきなりカテゴリ3に追加することについてご説明します。ウォッチリストに関する私たちの考え方は、「現在のゲームの健全性に問題がある」または「将来のセットデザインを妨げるような制限がある」と特定したカードをプレイヤーに通知するためのツールであるということです。このリストを使用して、プレイヤーがバランス調整と禁止の決定に関する私たちの計画を推測できるようにしたいと考えています。ただし、カードが強すぎることが判明した場合またはメタを歪めることが判明した場合、措置を講じてカードをカテゴリー3に直接移動することに反対するわけではありません。

結果として Dissonant Fractal は即禁止となります。

Crystalline Mirror がカテゴリ2（要注意）になりました。
Lost in Thought がカテゴリ2（要注意）になりました。

Crystalline Mirror がリストに追加されたのは、Regalia の破壊が Water のアイデンティティに合わないと感じたためです。さらに、追加のPhantasia サポートを推進することで、Crystalline Mirror の効果のハードルを下げ、安定性を向上させました。私たちは引き続きこのカードを監視し、世界選手権でのメタにおける位置付けを注意深く見守っています。

Lost in Thoughtは、「Abyssal Heaven」による Graveyard への介入によって、より厳しく制限されることを期待していました。このカードは、これらのカードに対しても強力であることが証明されており、カードアドバンテージを活かすことであらゆるゲームに勝利する可能性を最大限に引き出す戦略を可能にします。このカードの存在感は依然として強いですが、このカードのウォッチリストでの将来を決定する前に、メタがどのように発展していくかを観察し続けるつもりです。

Mercenary’s Blade がカテゴリ1（注意）になりました。

Mercenary’s Blade がカテゴリ1に追加されます。このカードは、多くの種類の Assassin デッキにおいて非常に汎用性の高いツールであることが証明されており、将来のカードデザインを制限しています。Preparation カウンターをベースにした戦略は、さまざまなペイオフにアクセスできますが、それらのカードのほとんどはメインデッキにあり、引かなければなりません。このカードはPreparation カウンター1個を武器に変換できるため、非常に低いコストでオンデマンドの Regalia カードを作成できます。

現時点では懸念されるカードではありませんが、Assassin カードの潜在的なデザインに悪影響を与えることが判明した場合、将来的にこのカードを監視してカテゴリを変更する予定です。

Scepter of Lumina がカテゴリから外れました。

2種類のカードがあります。